三角屋根の縦長のイエ

コンパクトな敷地に建てられた、家族のための小さな住まい。
2階をリビングに配置し、切妻屋根と現しの梁組で、のびやかな天井を確保。
大きな木製サッシがリビングとバルコニーをつなぎ、
戸袋に引き込めば、内と外がひとつながりの大空間に。

壁のラインを外まで延ばすことで、空間に自然な広がりと連続性を。
天気のいい日には、まちへと開かれたリビングが形を変える。

外壁はモルタル・板金・木を組み合わせ、
コンパクトなボリュームに、素材のリズムと表情をもたせた。

この家づくりは、中田製作所にとって初めての施主参加型プロジェクト。
建て方から家族が関わり、寝室の一室はサポートのもとオーナー自らが仕上げた。
さらには外壁のメンテナンスまで自ら担い、壁にはバスケットゴールも。

暮らしながら、つくり続ける住まい。
この家は、住まい手とともに “遊びながら育っていく”。

INFORMATION

設計
中田製作所 + O family
施工
中田製作所 + O family
期間
2016.2ー2016.6
場所
神奈川県横浜市
用途
新築戸建住宅
階数
地上2階
延べ床面積
66.75㎡(テラス含む)